自分に合った生き方を見つける先輩社員メッセージ
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システム開発 SE/PG
SI本部 第1システム事業部
ソリューション開発統括部
西日本第2開発部
開発2チーム
H・Y さん
- DATA:
- 2019年入社 広島県出身
広島工業大学 情報学部 出身
趣味:PCゲーム
新機能の追加・利便性の向上など、システムのバージョンアップを楽しめる仕事です
Q1. どんな内容のお仕事をされていますか?
大手人材派遣会社の業務システムの開発・保守を行っています。
開発では既存の業務システムに対して、新しい機能を追加することがメインで半年~1年、長い場合は2年ほどかけて1つの開発プロジェクトを行います。
具体的にはお客様から提示される要望を元に、要件定義(お客様のイメージする機能を文字や表に起こし、より具体性を持たせ、あいまいな部分を整理して、お客様との認識のずれを無くしていく作業)→設計→開発→テスト→リリースまでを行っています。
長期間かつ複雑なプロジェクトになることが多いので、スケジュールの調整や機能全体を見通す力が必要です。
保守では、既存の業務システムに対して、バグの修正や開発PJにならないような小規模な機能追加を行っています。開発と違い保守の方は、1つ1つの対応期間が1週間~1ヶ月ほどの短いスパンで設計→開発→テストを行っています。
開発期間が短い分、遅れを取り戻すタイミングが無いためスケジュール通りに進める力と、複数のタスクを並行して行うこともあるため、タスク管理力が必要になります。
Q2. 仕事のやりがいを教えてください
各フェーズ毎にやりがいや面白さは変わってきますが、特に面白さを感じるのは見積もりや要件定義といった上流工程です。
開発と言ったらプログラミングが花形ですが、実際のところ見積もり~要件定義までで、そのプロジェクトの出来の50%以上が決まると言っても過言ではないと思います。
見積もりではお客さまの要望から大まかな作業日数を出し、要件定義では具体的な開発内容を決めます。見積もりで少ない作業日数を提示してしまったり、要件定義で作業日数に収まらない要件を受け入れてしまうと、その後の開発で良いものは作れません。
如何にお客様が満足し品質の高いものを作れるか、そのためには時にお客様の要望にNOを出さないといけないこともあります。そんな時にお客様に納得していただける資料を用意し、信頼を損なわずにNOを提示する。逆にお客様の期待を超える案をこちらから提案する。設計以降のフェーズで開発メンバーに負荷がかかりすぎないように、そして最終的に良いものが作れるようにお客様と交渉することに面白さを感じます。
Q3. ミウラってどんな会社?
会社規模に対して、部長職以上の方との距離が近い会社と感じています。
部長以上の方も同じ部屋で仕事を行っているので、会話する機会が多くダイレクトに意見を伝えることが出来ます。
お客様のことや次の案件、人員配置の相談などを、最終的な決定権を持った方に直接話せるので返答がくるまでの時間が早く、スムーズに情報伝達ができます。
また現場の状況を上の方がよく知っているというのも、とても有り難いことかと思います。同じ部屋で仕事をしているので、各社員の性格や仕事の適性などを上の方がよく分かっており、適切な人員配置が行われやすく、またチームで抱えている課題なども直接見ている分、解決に協力していただきやすい環境だと感じています。
よく愚痴で言われるような「上は現場を知らない」とか「上の人がいるときだけいい顔をする」みたいなことが起こらないので、自分の頑張りを常に見て評価していただけるのも、モチベーションアップに繋がっています。
Q4. ミウラに入社した理由、きっかけを教えてください
ミウラへの入社を決めるにあたって、前提としてIT系の業界で働きたいという気持ちがありました。
私が就活をしていたころですが、ちょうどそのころスマホのカメラに映すだけで翻訳が行われるとか、音声認識でスマホに文字を入力出来るなどAIを利用した技術が目立ち始めてきていました。同時にセルフレジや自動運転など人員削減のための技術も多く話題にあがる時期でした。
その中で私は、機械やAIに仕事をとられない業界に入りたいということでIT業界を選びました。
IT系の企業は多くありますが、その中でミウラを選んだのは創業60年(就活当時)という歴史の長さと、親会社がなくミウラのみの判断で動ける自由さが決め手です。
(会社を探すときに残業の月平均が30時間以内、年間休日数が120日以上、初任給が20万以上という条件で絞って残っていたというのも大きいです。)
Q5. 入社前と入社後に感じたギャップはありましたか?
情報系の学部を卒業しているので、プログラミングにはある程度なじみがありましたが、入社後実際の業務で使用されるソースコードを見たときはその差に驚きました。
学生の時に見ていたプログラミングを学ぶためのソースコードと、実際にアプリケーションを動かすために書かれるソースコードでは、複雑さも違えばコードの量も異なります。またコーディングルールも増え、ファイル構造も複雑になったりと、最初はソースコードを読むことさえ出来なかったのを覚えています。
それでも2年も経たない内に、そういった実務で使われる複雑なソースコードにも慣れ、4年目位からはソースコードを見ればどんな処理を行っているか追えるようになりました。
文系でもプログラマーになれると就活のころから聞いていましたが、なるほど実際の業務で使われるソースコードを前にしたら学生時代どの学部を出たかなど誤差でしかないな、就職後に本物のソースコードに触れてからが本番で、そこからの頑張りでいくらでも巻き返せる分野なのだと4年目にして感じたのを今でも覚えています。
Q6. 印象に残っているエピソードを教えてください(社員編)
印象として残っているのは、3年目に初めて社外プロジェクトに参加した時のことです。
社内の方も同じプロジェクトに参画されていましたが、作業領域が異なることもあり、私の成果物を社内で十分にレビューしていただくことが出来ず、直接お客様に提出しなければならない状態でした。
自己レビューを行いながら、1,2年目に先輩方からレビューでご指摘を受けた内容を必死に思い出し、お客様に出せるレベルの成果物を作っていた時に、過去に受けたレビューをとても有難く思ったことが今でも忘れられません。
先輩方から直接レビュー指摘をいただいていた当時は、ここまで丁寧に作る必要があるのか、相手方の技術者にさえ内容が伝われば良いのではと思っておりました。
しかし、実際にお客様のもとで自分の作った成果物を社名を背負いながら出すとなると、責任感が変わってくるもので、お客様に正しい意図で伝わるように、お客様が見やすいようにと、過去先輩方から言われたようにコメントを挿入し、注釈を入れ、補足資料を作ったことを覚えています。
今はレビューを行う側になりましたが、3年目のことを思い出しながら、後輩たちの成果物にレビューを行っております。
Q7. 印象に残っているエピソードを教えてください(仕事編)
プロジェクトで一番印象に残っているのは、strutsで動いていたWebシステムをspringに移行するプロジェクトです。このプロジェクトは、私が初めて本格的にプロジェクトリーダーとして後輩を持って行ったプロジェクトです。
それまではメンバーの一員として作業したり、一人で作業したりすることがほとんどで、社外プロジェクトであっても規模自体は大きくなく、お客様と直接やり取りする緊張感はあっても、大きな仕事をこなすというプレッシャーはありませんでした。
しかし、上記のプロジェクトは1年を超える期間、複数メンバーで成果物の責任も全て自社がとるという形で行われ、何かあれば自分だけでなく他のメンバー、さらには会社にも影響があるという責任重大なプロジェクトでした。
初めて行う大きなプロジェクト、初めてのプロジェクトリーダーという初めてだらけの環境で、プロジェクト外の先輩方や部長方にもたくさんのアドバイスをいただきました。
結果として大きな問題もなく、スケジュールも前倒しで終えることができ、お客様からも100点の評価をいただいたことは大きな自信になり、今でも忘れられないプロジェクトになっています。
Q8. 求職者の方にコメントをお願いします!
就活は自分の強みを如何に自分自身が知っているかが肝になります。今のうちに色々学び、経験して自分の強みを見つけてください。学業や就職したい業界に関わる知識に限る必要はありません。コミュニケーション能力や体力、人脈、何でもいいので自信をもってアピールできる強みを1つもっておくと面接がグンと楽になるかと思います。
それを自信を持って面接の場でアピール出来れば面接官の方にも必ず伝わると思います。
また自分の強みをアピールするコツの1つとしてよく経験談を絡めて話すと具体性が出て良いとありますが、それにプラスしてその強みが会社に入った後にどう生かせるかも合わせるとよりウケが良いです。
面接を受ける会社や業界特有の業務に絡めれば、業界研究や会社のことをよく調べていることも同時にアピールできると思いますのでオススメです。
1日のスケジュール
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- 9:00
- 出社
メールチェック・タスク確認
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- 9:30
- 朝会(社内)
各メンバーの状況を把握し、課題解決やその日の目標を決める
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- 10:00
- 開発
資料作成、コーディング、テストなど
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- 11:00
- 朝会(社外)
お客様(メンバー全員)との進捗報告や開発・保守間での情報共有
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- 11:50
- 昼休憩
散歩もかねて周辺の飲食店に食べに行くことが多いです
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- 13:00
- 開発
資料作成、コーディング、テストなど
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- 17:30
- 夕会
お客様(開発メンバー)との進捗報告と翌日のタスク整理
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- 18:00
- 退社


