使用温度により、冷凍機冷却仕様から冷却水冷却仕様への変更もご提案
「フロン」は、冷蔵庫などの冷媒に理想的な気体として開発された人工物質です。しかし1970年代に入り、この「フロン」が有害紫外線を吸収し生命を保護するオゾン層を破壊することが指摘されるようになり、国際的な取り組みが必要となりました。1985年のウィーン条約、1987年のモントリオール議定書などを受け、日本では1988年、「特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律」(オゾン層保護法)が制定されます。これにより、フロン類の回収・破壊が義務付けらました。
当時N社様が採用されておられたチラーは、このオゾン層保護法に抵触するものでした。そこで、代替フロン仕様の冷凍機に乗せ換える改造をご検討。弊社で合計6台の乗せ換えを実施させて頂きました。
弊社ではこのほか、使用温度によっては冷凍機冷却仕様から冷却水冷凍仕様への変更などもご提案し、企業の生産現場における環境に配慮した取り組みをサポートさせて頂いています。