患者様の病状を知るひとつの手掛かりとなる検体は、慎重に取り扱う必要があります。B病院様はこれまで、検体一つひとつを目で確かめ、手書きで記入するという作業を行っておられました。検体数が多いと、その作業量が膨大で、またミスを防ぐための管理作業も大変です。そこで、なんとかこの作業負担を軽減できないものかと、ミウラにご相談されました。
ミウラがご提案させていただいたのが、集配システムの導入です。これは、これまでの手書きの作業に替えてPDA機器を導入することで、作業の効率化を実現するものです。さらに、回収作業終了後のデータを一括出力する仕組みや、集配コースをPDA機器で指示することで熟練者でなくても容易に集配コースを回れる仕組みも併せてご提案させていただきました。

PDA機器導入により、手書き作業による業務の負担が軽減されたことは言うまでもありません。さらに集配コースを回りPDAに入力されたデータから自動で作業日報を作成できますので、手書きによる入力や転記ミスも防ぐことができます。日々のデータは常にサーバー内に保管されますので、システム化することで過去の実績も一元管理することが容易になりました。
集配システムの導入によりB病院様では、作業負担の軽減が実現しただけでなく、作業効率のスピードアップにより、1日の回収検体数を大幅に増やすことができるようになりました。

［言語／機材等］
C#
WindowsMobileDeviceCenter
KEYENCE PDA